新たなフラッグシップスーパーコンピュータとなる「富岳NEXT」神戸に整備が決定しました。
新たなフラッグシップスーパーコンピュータとなる「富岳NEXT」神戸に整備が決定しました。
国が開発プロジェクトを進めている新たなフラッグシップスーパーコンピュータとなる「富岳NEXT」について、本日、開発主体である国立研究開発法人理化学研究所から、現在スーパーコンピュータ「富岳」を設置している理化学研究所計算科学研究センター(所在地:神戸ポートアイランド)隣接地に整備することが公表されました。
「富岳NEXT」開発プロジェクトの概要
(1) 目標性能
シミュレーションの性能:「富岳」の5~10 倍以上
AI の学習・推論に必要となる性能:「富岳」の数10 倍~数100 倍 など
(2) 開発主体:国立研究開発法人理化学研究所
(3) 総事業費:未定(※2024 年度補正予算69 億円、2025 年度当初予算8億円)
(4) 想定スケジュール:2025 年~2026 年 ベンダー(企業)の選定及び基本設計
2026 年~2030 年ごろ 詳細設計、製造・設置・調整
2030 年ごろ 運転開始
期待される地元メリット
〇 計算科学/計算機科学の世界最先端の研究開発拠点の形成促進
〇 神戸医療産業都市との連携による知的創造拠点の形成
〇 イノベーションと新産業の創出による神戸経済の成長
〇 神戸に国内外の計算科学/計算機科学に関する先端的な研究開発人材が集積し、国内外の大学、研究機関、企業群との協業、若手人材の育成の場の形成
〇 神戸空港など交通インフラの利用拡大
〇 都市のイメージアップ 等