2024.10.04 決算特別委員会 令和5年度決算(地域協働局)にて質疑いたしました。
2024.10.04 決算特別委員会 令和5年度決算(地域協働局)にて質疑いたしました。
1)あすてっぷコワーキングについて
神戸市では女性活躍の推進として、無料の一時保育付コワーキングスペース「あすてっぷコワーキング」を運営しており、こうした施設をつくることは評価しているところである。
この8月には新たに学園都市にもオープン開設式典にも参加させていただいたが、運営していくにあたっては、時代の変化による利用者ニーズをしっかりと調査・分析をした上で、今後の運営方針につなげていくことが重要だと考える。
そこで「あすてっぷコワーキング」の利用について、どこの区に住んでおられる方がどれだけ利用されているか、利用方法との傾向、どの曜日の利用が多いか神戸市民なのか市外なのかなど、利用者の傾向を把握しているのか。また、多くの方々へ利用、活用していただきたいという観点は必要であり、特定の方のみの御利用よりも多くの方々、初めて利用していただける方を増やすという事も大事であると思うが、実態も含めて伺う。
再質問)
今後、設置数を増やしていただきたいと考えるが、利用者ニーズという点においては、設置場所の選定についても重要なポイントであると考える。
神戸市が所有する物件への設置は、家賃の面でランニングコストが抑えられるメリットはあると考えるが、実際に市民からコワーキングについて、駅前や買い物ができる場所の近く、図書館や区役所内など、地元に密着した、より便利なところに作ってほしいという意見も聞いている。新たに六甲アイランドの神戸ファッションマートに開設するとのことだが、今後の設置場所については、そういった市民の声をしっかりと聞いた上で、市所有の施設だけでなく、定員をさらに増やせる施設や、立地面でより便利な場所に設置すべきではと考えるどうか見解を伺う。
要望)
市所有の物件にかかわらず、図書館・区役所への設置を検討していただきたい。
利用者へはアンケート回答など協力いただき、神戸市の施策に参考・反映するように。
2)多文化共生について
地域協働局において地域共生を推進しているとのことだが、在住外国人が地域と関わる仕組みづくりが重要と考える。
特に、中央区には外国人が多く在住している。
大学や語学学校に通われるなど、学生の外国人の方も多い。そういった外国人と地域の関わりが増えれば、より地域共生が推進されるのではと考えるが、外国人が在学する学校との連携について、どういった取り組みをされているのか伺う。
【参考】
神戸市 外国人住民数:57,385人(2024年8月末現在)
東灘区: 7,746人
灘区: 4,860人
中央区: 14,633人
兵庫区: 7,949人
北区: 3,206人
長田区: 8,190人
須磨区: 3,668人
垂水区: 3,094人
西区: 4,039人
再質問)
兵庫国際交流会館国際塾の取り組みについて
中央区には、「独立行政法人日本学生機構」が「兵庫国際交流会館」に設置されており、外国人留学生に対して生活及び居住の場を提供することにより、その勉学その他学生生活を支援するとともに、入居学生その他の学生と地域住民等との交流事業等を実施している。
そこでは、入居学生や近隣の方々等を対象に、日本の様々な分野で活躍されている方との意見交換をする機会を設け、日本の様々な面を理解し、交流を深める機会を提供する兵庫国際交流会館国際塾などが実施されていると聞く。
神戸市としても、当施設の取り組みから、外国人に対してどのように響き、どのような効果あるかを検証し、効果があるものは取り入れて欲しいと考えるがいかがか。
要望)
神戸市に住んでいる外国人は様々な年代、国籍、目的、また関係団体、学校など多くの外国人と関わりのある施設がある。
交流や防災関係も含めた情報交換や連携などをどの様に進めていくのかも含め研究していただきたい。
【参考】
・兵庫国際交流会館との連携、その他留学生受け入れ・国際交流団体との連携 事例
兵庫国際交流会館:
在館留学生相互の交流及び入館者その他の学生と地域住民、ボランティア等との交流、その他国際交流を深めるための各種行事を実施。
国際塾:
兵庫国際交流会館では、入居する各国・地域からの外国人留学生や近隣の方々、大学関係者等を対象に、日本の様々な分野で活躍する有識者や専門家等を講師として招き、その貴重な知識や意見を聞くとともに、併せて、意見を交換する機会を設けることにより、留学先である我が国の様々な面への理解をより交流を深める機会を提供するため、国際塾を実施。