小学校の学校給食
神戸市のある小学校の学年全員が授業中の配列のまま1年生から6年生の2学期の終わりまでの約5年10か月間、事情があり給食の時間は話してはいけないことになっていました。
そのことを知った保護者の方から、残り少ない小学校生活をなんとか給食の時間は楽しく会話をしながら食べさせることはできないかという御相談をいただきました。
私と西区選出の黒田武志議員は、学校や教育委員会と話合いを何度も重ね取り組んで参りました。
そして、6年生の3学期の始業式に、こども達による話し合いすることになり、その結果、多数決によって配列も向かい合い、会話をしながら給食を食べられるようになりました。
給食は食育の要素もありますが、食事の中で会話をすることでコミュニケーションを図ることもでき、楽しく食べることができるのだと思います。
教育委員会は、こども達にとって、よりベストな方法を更に模索してもらいたいと思います。
多くのケースにおいて、各学校の判断に任せることは多々あると思いますが、教育委員会は、そうした各学校の判断や経過については、各学校に任せて終わりではなく、情報の蓄積と情報の共有をする必要があると思います。
その上で、こども達の意見も聞きながら、こども達のことを考えた判断や決定をしなくてはならないと思います。
(画像は、ネット上のフリーのイメージ画像です。今回の投稿と関係はございません)