2019.4.24 文教こども委員会が行われました。・いじめ問題再調査委員会報告書・職務専念義務違反・六甲アイランド転落・いじめ重大事態

2019.4.24 文教こども委員会にて、垂水でのいじめ問題再調査委員会調査報告書がこども家庭局より出されました。
この度の報告書を作成したのは公平なメンバーによる報告書であり、自死が「いじめ」との関係があると結論を出しました。これは、教育委員会が結成した報告書と結論が異なる結果です。報告書には、教育委員会や学校に対する提言が多くありました。教育委員会や学校の組織を真剣に考え、改革しなければなりません。
六甲アイランド高校の生徒転落事故について(題名はこうなっていますが、明らかに転落事故ではなく、自死未遂事件だと私は思っています)
いじめの重大事態の発生報告について
の2点は、1週間前に資料を出すルールがあるにもかかわらず、委員会が行われる前日の21時30分頃に資料提供されるという信じられない対応でした。
こうした対応から見て、本当に教育委員会は、真剣に議論をしてほしいと考えているのか?
多くのいじめ問題や教育委員会の体質・学校の問題対応に対して、私は今後、「特別委員会を設置しより深い議論をするべき」と提案しました。
そして、教育委員会の組織風土を変えるには、教育委員会が自らで変えるのは無理であり、教育委員会と関係を持たない、スクールロイヤーやカウンセラー・弁護士による新たな第三組織を設置する必要があると提言しました。こうした組織をつくることにより、生徒が相談に行きやすくなり、教育委員会の影響を受けずに対応できる。また情報を隠すことを防ぐことができると思います。
教員の見て見ぬふり、隠ぺいや対応の遅さ、そして教師個人の経験による勝手な対応をさせるのではなく、専門的な組織が早期対応するべきです。
間違っていない早期対応がなされることにより重大事態になってしまうことを防げるかもしれません。
いじめの重大事態の報告の中には、私が議会で取り上げた「いじめ問題」も含まれており、2018年10月にいじめを認知しながらも重大事態としての扱いが2019年3月18日、市長への報告が3月19日と許せない対応の遅さです。
今後、公平・公正な第三者委員会により調査をするよう私は教育委員会に言い、教育委員会も調査を行うと答弁しました。
これは、過去にさかのぼっての調査・警察とのやり取り・他の被害者などを含めた調査です。
問題が起こるたびに謝罪し、「遺憾である」「風土改革を行う」と言い続ける神戸市教育委員会。
神戸市教育委員会の体質や対応、そして何より、事案に対しての対応の遅さや対応内容、寄り添う気持ちや真剣度が全くみえない。教育長が誰になろうが、教育委員会が独自で変わるのは無理だと思います。先ほども述べたように、第三者機関によるチェックや議会による更なる厳しいチェックとダブルチェックをしていき、問題点も教育委員会だけで対応・解決するのではなく、専門的な人間や公平な目をいれなければならないと思います。

http://www.city.kobe.lg.jp/information/municipal/giann_etc/H31/kodomo.html

http://www.kensakusystem.jp/kobeshikai/index.html

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