2022.7.12 神戸市「今後の不登校支援のあり方に関する検討委員会」第1回目が総合教育センターで開催され、傍聴させていただきました。

神戸市「今後の不登校支援のあり方に関する検討委員会」第1回目が総合教育センターで開催、傍聴いたしました。
全国的に不登校児童数は増加しているなか、神戸市の不登校についての現状報告が教育委員会からありました。
神戸市も小学校と中学校共に不登校児童の数は増加しており、令和2年度は、小学校843名・中学校1891名となっており加えて、新たに不登校になってしまう児童数も増加している状況です。
長年、私のほうから増員の要望をしてきた、「スクールカウンセラーの配置の拡充」ですが、令和2年度112名、令和3年度126名、令和4年度134名と拡充しているものの多くて月に4回の勤務しかできておらず、月に2回しか勤務できていない小学校が14校、全ての特別支援学校があり、スクールソーシャルワーカーの配置に関しては、令和2年度12名、令和3年度17名とカウンセラー、ソーシャルワーカーの確保や設置は、まだまた足りていない状況だと思います。
検討会には、学識経験者、弁護士、学校関係者、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、フリースクール関係者が委員として参加しております。
第1回目は、それぞれの立場から不登校への取り組みや課題について話がありました。
検討会は、6~12月まで、全6回(1回約2時間)の開催を予定しており、12月には報告書のとりまとめが行われる予定です。