【神戸市】AI電話による税の電話問い合わせ対応 実証実験について
【神戸市】AI電話による税の電話問い合わせ対応 実証実験について
市民・納税者の利便性の向上とスマート自治体の実現を目指して、AI音声技術を活用し、個人住民税(証明書等)に関する電話問い合わせへの24時間対応の実証実験を行います。自治体の税業務におけるAI音声技術を活用した問い合わせ対応の実証実験は全国初となります。
1.実証実験の目的
本実証実験では、株式会社サイバーエージェントの協力により、同社のAI音声サービス「AI
電話エージェント」を活用して、個人住民税に関する電話問い合わせへの24時間対応を行います。
実証実験期間中は、利用者のご意見や反応を元に課題を把握し、対応内容を日々改善していきます。
この実証実験を通して、年間約30万件ある市税に関する電話のお問い合わせのうち、一般的・定型的なお問い合わせについてはAI電話等で自動応答を行い、職員は対話が必要なお問い合わせや相談業務に注力する将来像を模索していきます。
2.実証実験の詳細
専用電話番号に架電し聞きたいことを話すと、AI電話「タクセル」が音声で自動応答します。
(1)期 間 令和4年1月11日(火)~3月13日(日)
(2)利用可能時間 24時間利用可能。土曜・日曜・祝日も利用可能。
(3)専用電話番号 050-3196-4508
(お客様ご契約の各電話会社所定の通話料料金がかかります。)
(4)AI電話「タクセル」が回答できる内容
〇所得・課税(非課税)証明書の取得方法や対象者等に関すること。
〇実証実験期間中に少しずつ回答できる内容が増える予定です。
※税額や収入・所得等の個人情報が必要な問い合わせには回答できません。
(5)AI電話「タクセル」利用後のアンケート入力ページ
https://www.city.kobe.lg.jp/a51458/aicallform.html
(6)実証実験の詳細紹介ページ
https://www.city.kobe.lg.jp/a51458/aicall.html
3.参考
(1)「タクセル」の由来
「TAX(税)+TEL(電話)」の意味と「(人から機械に)託する」の意味が込められてお
り、税務部職員有志の電話業務改革プロジェクトチームから生まれました。
(2)AI電話エージェント概要
〇サービス提供事業者
株式会社サイバーエージェント
本社所在地 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町 40 番 1 号 AbemaTowers
代 表 者 代表取締役 藤田 晋
〇他の自治体での導入事例
(ア)東京都多摩市 コロナワクチン接種予約
(イ)三重県 コロナワクチンに関する問い合わせ
(ウ)福井県 道路交通規制に関する問い合わせ
(エ)山形県山形市 マイナンバーカード交付受け取り予約
(オ)大阪府守口市 ごみの分別および収集日の案内
※税分野での導入は、神戸市の取り組みが全国初の事例です。