「神戸サカヱ屋」の元社長が初公判で起訴内容認める

「ブランド肉」と偽り安い牛肉や豚肉を販売 「神戸サカヱ屋」の元社長が初公判で起訴内容認める

過去に文教こども委員会で言及、調査を行うなど要望書を提出しております。

http://www.mikishinjiro.com/activities/2019/11/868/

「神戸サカヱ屋」(現・神戸武蔵フーズ、神戸市東灘区)が安価な牛肉などをブランド肉と偽って焼き肉店などに販売したとされる事件で、不正競争防止法違反罪に問われた元社長(61)=同区=の初公判が16日、神戸地裁(小倉哲浩裁判長)であった。元社長は「販路が急拡大したために不足した肉を補うためだった」と起訴内容を認めた。 【写真】高級牛肉の値札安く貼り替える 弁当店経営者逮捕  検察側は「偽装は37回に及び、組織的かつ常習的なのは明らか。取引を不正に拡大し、本来得られない利益を得ようとした動機は身勝手で自己中心的」と指摘。元社長に懲役1年6月を、法人としての同社に罰金50万円を求刑した。  一方、弁護側は、元社長は具体的に偽装を指示しておらず、従業員の行為を黙認したにすぎないと主張。「偽装は大量かつ高額とは言えない。深く反省している」として、同被告と同社の双方に罰金刑を適用するよう求め、同日結審した。判決は3月26日。  この日の被告人質問で、偽装の指示について問われた元社長は、指示を受けたとされる従業員の供述を検察側に示されると「記憶にない。従業員がそう言うならそう」と繰り返した。停滞気味の質疑に裁判官が「『反省している』と言いつつ、核心になると逃げているようにしか思えない。何を反省したのか」とただす場面もあった。

(神戸新聞NEXTより)